大阪府岸和田市・和泉市の訪問介護・看護、デイサービス、認知症ケア

介護のための心理学コラム「カイゴコロ」

映画「心が叫びたがってるんだ」の心~介護に関連させて~

2017.8.19心理学コラム「カイゴコロ」

アニメ映画「心が叫びたがってるんだ」のテレビ放送を見ました

 

実写版が上映中です。(2017年8月19日現在)

ちょっとだけシリアスなお話しで、

後今回ちょっとだけネタバレも書いてるんですけど、

勉強になって面白かったので、是非紹介させてください!

 

↓ ↓ ↓

 

主人公は女子高生の順です。

 

順は幼い頃、

自分の見たある出来事を悪気なく母親に報告し、

その結果両親が離婚します。

 

「自分のお喋りで家族がバラバラになってしまった」

と自分を責める順の前に、ある日、妖精が現れます。

 

妖精は、

「二度と人を傷つけなくなるように」

呪いで、順のお喋りを封じます。

 

妖精の呪いにかかり喋れないまま女子高生になった順。

 

しかし順は、

学校生活で友人達との交流を通しながら………

 

 

段々と、

自分の気持ちを

言葉に出来るようになるのです……!

 

 

……その時、

順は気づきました……

 

「妖精の呪いなんて、初めからなかったんだ」

 

そうなのです。

妖精の呪いなんて、本当はありませんでした。

全部、思い込みだったんです。

 

順は、

自分で自分に「のろい」をかけていただけ

なのです。

 

 

自分で自分にのろいをかけているかもしれない

 

 

のろいじゃなくても、

自分で作った「ルール」や「きまり」が自分を苦しめていたり

 

だからこそ、

自分で自分を縛り付けているものに

いかに気づくかというのは、

とっても大切な事だなぁと感じます

 

順は、自分で自分にかけていた「のろい」に気づく事ができました。

なぜ気づけたのか……

 

「こんなこと、言葉にしたらダメなんじゃないか……」

 

そう思って封印していた黒い感情を、

まるごと全部受け止めてもらえたからです。

 

 

気持ちを言葉にし、それを受け止めてもらう事が、

のろいを解く魔法だったんですね。

 

 

…一臨床心理士して、カウンセリングとは何か、考えさせられた映画でした……。

あ、結局自分の話になってしまいましたね!(笑)

ということで!!!

 

少しでも多くの人が、のろいから解き放たれますように!!♪♪

 

でわでわ☆

 


※アニメ映画「心が叫びたがってるんだ」は実写版が2017年7月22日から上映されました。

※順のように、精神的な原因で言葉を発しない症状を「緘黙(かんもく)」と言います。はっきりとしたトラウマがある場合もあれば、原因が明確でない場合もあります。

※「~に違いない」などといった独自の解釈、思考が、精神面に悪い影響を与えている場合があります。自分の「考え方のクセ」に気づき、修正する事で精神的症状を除去する方法として、「認知行動療法」というものがあります。

参考文献
臨床心理士・指定大学院合格のための心理学キーワード辞典
(2002年 大学院入試問題分析チーム編集 オクムラ書店)

臨床心理士/精神保健福祉士「南 紗音」

コラムニスト

有限会社野花ヘルスプロモート
MS(Mental Health Support)事業部

南 紗音(Minami Suzune)

臨床心理士/精神保健福祉士

大学、大学院で臨床心理学を学び、卒業後野花ヘルスプロモートに入社。
介護業界への心理学の導入、地域活性化に向けての心理学の活用等、社会での新たな臨床心理学の在り方を見つけるために、日々研究、模索している。

よく読まれている記事

最近の投稿

カテゴリー

  • カテゴリーなし
  • スタッフブログ
  • 社長ブログ
  • 見える事例検討会
  • 介護のための心理学コラム「カイゴコロ」

過去の投稿(すべて)

PAGE TOP